--小児薬物療法認定薬剤師 合格--

小児薬物療法認定薬剤師.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像【小児薬物療法認定薬剤師】の試験を東京で受けてまいりました。『小児科領域の薬物のスペシャリストとしての一定レベル以上の能力と適性を・・・・確認するため』の認定薬剤師制度だそうです。

小児科で使われる薬は、いろんなハードルがあります。①外国に比べて、小児科で承認された薬が少ない。大人で承認されている薬でも、小児では適応ではないことも多いです。(つまり小児科医が使える薬が少ない)

 ②大人と子供では、薬物代謝などが異なるので、薬の使用量が単純計算で出せない。また乳幼児と小児でも代謝は、全く異なる。(薬の使用量が難しい)などの問題で、日本の小児科医は、薬の分野でも大変に苦労をされている訳です。

漢方の事なら、かなり自信があります。中国の遼寧中医学大学で国際中医師のテストを受けた時もそれほど緊張はしませんでした。

でも、「今回は不合格だと赤松小児科さん達に顔を合わせられない・・!」という異常な緊張で受験しました。

お陰様で無事に合格致しました。

小児薬物療法認定薬剤師は、現在全国で400名ほどしかいないそうです。

但馬で「小児薬物療法認定薬剤師」は、恐らく私が初めてでしょう。県下でも数名の様ですから。

今後、後に続く人のためにも、そして何より地域のためにより一層の研鑽を積みたいと考えております。

岸本 恭一