平成28年度 日本専門薬局同志会春季ゼミナールに参加してまいりました

H28年3月12日、13日にシーサイドホテル舞子ビラで日本専門薬局同志会の春期ゼミナールに参加してまいりました。日本専門薬局同志会は、当社が参加し、社長が役員を務める自然の理に則した予防と養生などを専門的に研鑽している薬局組織です。

 

1泊2日の研修でしたので、た~っぷり研修して参りました。

 

今回の学術講演では、最近注目されている腸内環境についてのお話がありましたので、少しご紹介したいと思います。

 

私たちの大腸に生息している腸内細菌は、500~1000種類以上、その菌数は600~1000兆個(40兆個という説もあります)と言われており、重さにして1.5Kgほどあると言われています。そんな腸内細菌たちが、私たちの体に様々な影響を及ぼすことが最近の研究で分かってきました。

腸内細菌のバランスが乱れたら、どのような症状が現れるのでしょうか?真っ先に思い浮かぶのは「便秘、下痢になる」という答えかと思います。研究によると、腸内細菌はこれら以外の様々な疾患との関係があることが明らかになりつつあります。例えば、「うつ」「がん」「糖尿病」などの一見、腸とは関係なさそうな疾患にも、影響を及ぼすことが分かっています。

 

まず腸内細菌についてですが、私たちヒトの腸内細菌は、善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3群に大別できます。善玉菌は身体に有益に働く細菌、悪玉菌は悪い働きをする細菌、日和見菌はそれ自体では無益・無害な菌や機能がよく分かっていない細菌のことをさします。

3群の腸内細菌の比率は、「善玉菌2」:「日和見菌7」:「悪玉菌1」が理想のバランスとされています。

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次に理想的な腸内細菌バランスを作り、健康的な生活を送るためのポイントです。

「シンバイオティクス」をご存じでしょうか?

「シンバイオティクス」とは、「プロバイオティクス」「プレバイオティクス」を同時に摂ることをさします。プロバイオティクスはヨーグルトのCMなどでよく耳にしますね。プレバイオティクスはあまり聞き慣れませんが、宿主の腸内に生息する有用菌の増殖、代謝活動の促進をもたらす消化性食物と定義され、オリゴ糖や食物繊維が代表的なものになります。

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要するに発酵食品などから乳酸菌やビフィズス菌を直接摂取し、野菜などから食物繊維やオリゴ糖を摂取してこれらの有用菌がよく育つようにしてやればよいということです。

現代人は野菜不足になりがちですので、来局の際に飲んでいただいております「グリーン末」がお役立ていただけます!また、腸にはたくさんの毛細血管がはしっているので、血流をよくして有用菌がより育ちやすい環境にしてあげることも大切です。

血流改善には、私たちがお勧めしておりますキヨ―レオピンシリーズがあります。

レオピンもお店で無料試飲しておりますので、お気軽にお声かけくださいね。

 

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